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教育相談
高校3年間は、夢と希望にだけ満ちているわけではありません。ある哲学者はこの時期を、「疾風怒濤の時代」と称したほどです。みんなが激しい風雨にさらされて、道に迷ったり、立ち止まったり、うずくまることがあっても、それは当たり前のことです。時には、誰でも風邪を引くように、心の病気になって日常生活に支障をきたすこともあります。
そんな時に大切なのは、「自分だけで頑張りすぎないこと」です。身近な家族や友人、先生などに相談し、さまざまな力をもらうことです。「人の力を借りる力も、社会人になるための重要な力」です。
しかし、場合によっては、「身近でない人」の方が相談しやすいこともあります。そんな時に、本校の教育相談の係が役に立ちます。何か困った時に、遠慮なく、気軽に相談に来てください。相談の秘密は守ります。
内容は、勉強のこと、進路のこと、家族関係や友人関係のこと……何でもOKです。
基本的には1対1の対応です。但し、24時間対応ではありません。(応答がないときは留守録をしてください。折り返し連絡を差し上げます。)また、越ヶ谷高校電話048-965-3421 から相談係への連絡もできます。
◎申し込みの方法
1.担任に伝える。
2.相談係の先生に伝える。
3.保健室の先生に伝える。
また、悩みの中身によっては、学校の先生たちに話せない、話したくない場合もあるかもしれません。
一人で抱え込まないために、学校外の相談で信頼できるところを以下に紹介します。
埼玉県立総合教育センターでの教育相談
よい子の電話教育相談&面談相談(埼玉県立総合教育センター)
★ 「病むほどの心の豊かさ」
イギリスのことわざです。「病気になりそうなほど悩むのは、その人の心がそれほど豊かだから」という意味です。みなさんが悩むときに「こんなことで悩むなんて俺はだめだな」「私っておかしいのかしら」と考えることはないのです。それほど、あなたの心が豊かに成長している証拠なのですから。
とはいえ、一人で悩んでいるのは辛いものです。抱え込まないで誰かに相談してみましょう。じっくり聴いてもらい、いっぱい話すだけですっきりすることもあります。よいアドバイスが得られることもあるでしょう。気軽にどうぞ。
★ 越ケ谷高校における対策は以下をご覧下さい。
越ヶ谷高校・いじめの防止基本方針.pdf
セクシュアル・ハラスメント(性的ないやがらせ)防止のために
- 先生が生徒や他の先生及び関係者(保護者等)を不快にさせる性的な言動をとること。
- 生徒や関係者が他の生徒や先生を不快にさせる性的な言動をとること。
◆性的な言動
発言によるもの
- 卑猥な冗談を言う。
- 「胸がでかいな」「ホモだろう」「でぶ」など、容姿等を話題にする。
- 「男のくせに根性がない」「女に仕事は任せられない」などと言う
- 体のスリーサイズ等の身体的特徴を尋ねる。
行為によるもの
- 教室内に卑猥な掲示物を貼る。
- 身体への不必要な接触を行う。
- 女子生徒に手作り弁当等を要求する。
- 性的な内容の電話をかけたり、性的な手紙、メールなどを送る。
2 セクシュアル・ハラスメント(セクハラ)を起こさないために
- 性に関する受け止め方に個人差や男女差があることを認識し、この程度なら相手も問題にしないだろうと考えない。
- 相手を性的な関心や欲求の対象と見ない。
- 人間関係のこじれや、孤立することが不安で「いや」と言いにくくても、勇気を出してはっきりと言う。
- 相手の言動に問題があるときは、きちんと指摘することや身近な信頼できる人、先生及び相談機関等に相談する。
3 女性への暴力・セクハラ等に関する相談窓口
With you さいたま 埼玉県男女共同参画センター