【校長ブログ】中1生の皆さんへ

 今日、埼玉県教育委員会が開催され「令和9年度埼玉県公立高等学校入学者選抜実施基本方針」が公表されました。明日の新聞等の埼玉版(埼玉新聞には一面??)には掲載されるのではないかと推察しております。

 久しぶりの大きな入試改革に感じますが、大きな違いは、2種類の選抜方法、①共通選抜②特色選抜が出てきて、この方法の両方を学校として利用できることも可能だという事です。

 特色選抜の中には実技試験や小論文なども出来るような話になっており、又、受検生全員に対して、自己評価資料ということで「これまでの自分の体験を振り返り、力を注いだことや努力したこと、高等学校入学後や将来取り組んでみたいこと、自己PRなどについて、自分の考えを書いてください。」という課題があるようです。さらに受検生全員に、個人または集団の面接が課されるということです。

 私は、受検生を迎え入れる側の当事者ではあるものの、率直に言って「受検生、大変です。」というのが感想です。翻って自分自身が中学生だとしたら、この課題に対して「高校でも部活動はやりたいです。勉強もやらなければいけないと考えます。英語は大事ですし数学も大事であると思います。でも本は読みたいので、その時間は欲しいと願います。でも、大学には進学したいです。高校ではインターハイという選手権があるので頑張ってみたいです。」と書こうとしても「待てよ。こんな幼稚な文章で良いのかな?」なんて心配になります。でも「将来は大学の法学部に進んで司法の道を目指して世の中のためになる人材になろうと考えております。」というようなことは(実現しそうもなく)恥ずかしくて書けないし、大学、大学と書いては高校生活のことが全く記入されてないなぁと考えが逡巡して結構な時間を費やしてしまうかもしれません。

 でも、中学生の皆さん、自分の気持ちに正直に「自らの夢を素直に書いてみてください。」そういったことが一番の回答なのだと思います。越ヶ谷高校は「1000日で夢を現実(ほんもの)に」をスクールミッションにしている学校です。皆さんの夢を率直に記入して面接で自信をもって受け答えしていただくことが合格の近道なのだ!と思います。

 越ヶ谷高校で、素敵な先輩方とともに夢を語り合いましょう!!