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【校長ブログ】ダーウィンの日
1859の今日『種の起源』(On the Origin of Species)を著したイギリスの自然科学者であるチャールズ・ダーウィン(Charles Darwin 、1809~1882年)が誕生したようです。
ご案内のように、ダーウィンは、卓越した地質学者・生物学者で、種の形成理論を構築しました。全ての生物種が共通の祖先から長い時間をかけて、彼が自然選択(自然淘汰)と呼んだプロセスを通して進化したことを明らかにしたわけです。
進化の事実は存命中に科学界と一般大衆に受け入れられた一方で、自然選択の理論が進化の主要な原動力と見なされるようになったのは1930年代でありますが、自然選択説は現在でも進化生物学の基盤の一つです。
進化論の提唱の功績から今日では生物学者と一般的に見なされる傾向にあるが、自身は存命中に地質学者を名乗っていたそうで、現代の学会でも地質学者であるという認識が確立しているのだそうです。
ダーウィンの卓越性は認められ、19世紀のイギリスにおいて王族以外で国葬が執り行われた五人のうちの一人となってます。ウェストミンスター寺院で天文学者・数学者であるジョン・ハーシェルと物理学者・数学者であるアイザック・ニュートンの隣に埋葬されているのだそうです。お墓でも天才たちは近くに埋葬されているようです。
さて、日曜日の7時30分くらいからNHk番組で「ダーウィンが来た」という番組が放映されており、ほぼ毎回視聴しているのですが、本当に面白いと思っています。この番組は2006年からスタートしているようです。同様にNHKの番組で「サラメシ」というのがとても面白いと思っているのですが、14年間続いたこの番組もとうとう終焉だそうで、非常に悲しく思っています。
春になってくると番組の改編時期になり、面白いと思っていた番組が終了するときには寂寥感が一入です。春が近づくと、卒業式も近づいてくるので、この時期は寂寥感ばかりです。