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【校長ブログ】共通テスト
まずは、昨日、一昨日と共通テストを受験した越高生、そして全国の大学受験の皆さん、お疲れ様でした。埼玉県では、昨日は若干、雨もパラついており、雪国豪雪地帯から比すれば、全く問題ないということになるでしょうが、雨が苦手な方もいらっしゃるでしょうから気になったかもしれません。(晴れが苦手な人もひょっとしたらいるかもなので・・・。一概には言えないかもしれません。)
さて、私は共通テスト(国語)というかセンター試験というものを解きだしたのは20代の終わりからです。赴任した高校が100%センター試験を受験する学校でその前の年まで、半分以上が就職する高校であったため、「センター試験だったなぁ。昨日、一昨日は。自分が高校時代は『共通一次試験』って言われたよなぁ・・・。」くらいの捉えだったのですが、試験の解説を授業でしなければいけないということで日曜日にまずは自分なりの回答をし、その後、各予備校等から出された模範解答(昔はネット情報が無いので、予備校に出向いて確認したり、入試センターへの問い合わせを無理にやったりとしておりました。)と照らし、授業での構築を考えていました。
面白かった思い出は、筆者自身に連絡をして、「これはこういう回答で良いのですか?自分は納得がいかないのですが・・・。」と伺ってみたところ、筆者から「私も納得してないですね(笑)」とお答えいただいたことがありました。(でも、ご案内のように、筆者の考えというより設問者の考えを選ぶのが共通テストなので、そういうこともあります。)
今回は、国語については時間が延長され、新しい傾向であることから注視しておりました。昨日、解いてみて、時間配分が緊張の中で上手く出来たかな?という疑問と漢文は選択が少なくなったので、難易度が下がったように思いました。
ネット上では、小説が「ヒス構文」なることで話題になっていますが、それは、それとして、読み物として面白い題材が選ばれているとも感じました。まだ、各予備校の模範解答を読んでいない状況ですので、軽々しくは言えませんが、今後、確認してまいりたいと思います。このような日曜日に何となく問題を解くということを、この30年間くらい、ずっと続けておりますので、過去30年は問題を理解していることになります。(その前の過去20年分くらいは解いているので共通一次試験から共通テストまでは、開始以来、すべて解いております。)
私は、もう共通テスト問題を解くことが一つの趣味みたいになっておりますが、皆さんにとっては「伸るか反るか」の問題でしょうから、大変です。でも、これは通過点ですので、今度は気持ちを切り替えて個別試験に臨んでいただきたいと思います。
今週は比較的、暖かいそうです。体調に留意して最後の最後まで、実力を出し切れるように、整えてください。