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【校長ブログ】ラッキーゾーンの日
1947年(昭和22年)の今日、甲子園球場にラッキーゾーンというものが設置されました。このラッキーゾーンなるものは1991年(平成3年)には撤去されましたので、皆さんの世代では分からないものかもしれませんね。
ラッキーゾーンとは、野球で外野フィールドが広すぎるので、ホームランが出にくく、野球の楽しみにはホームランを見たいところから、外野を少し狭くするゾーニングをしていたという経緯があります。最近は日本人の体格も良くなって、又、ウエイトトレーニングも科学的になり、且つ、バットやボールの改善などの相乗効果が相まって、ホームランも多発することもあり、撤去するに至ったというわけです。
日本独自のルールでもあるようで、本場アメリカの用語には、ラッキーゾーンに当たる言葉は無いようです。
高校時代にTVで甲子園を見ていて、「自分も100回くらい打順が回ってきたら、ラッキーゾーンくらいには打てるかな。」と陸上競技部の友人たちと話してましたが、本気で甲子園を狙っている野球部の友人(当時は私の高校はベスト4とか8くらいには常におりましたので)は「そんな甘いものではない。」と叱られた経験があります。
さて、今日は、定時制の体育祭が実施されます。定時制の体育祭と言えば、通常、夜(定時制ですから)体育館でやるというイメージですが、本校では昨年度からグランドで昼間、実施することになりました。昨日も大縄跳びの練習を一生懸命していた生徒の姿は美しいものでした。今日は全日制の生徒、全ての年次が遠足ということもあり、このような行事が出来ます。(全日制も遠足、安全に楽しんできていただきたいと願っております。)
体育祭や遠足は学校教育のポテンシャルの高さを実感できるもので、こういった行事を通して、仲間との協働、クラスの一体感、教員一挙手一投足が理解され、一面では、通常の授業よりも高い教育効果をあげられるものと私は考えてます。
手前味噌で恐縮ですが、本校定時制の教育のブランド力の高さ(先生方の教育力の高さ)を物語っていると感じます。今日もご指導宜しくお願い致します。生徒の皆さんも水分補給をこまめにし、楽しい体育祭にしましょう!(私も紅組の一員だそうです。陸上競技部だったくせに、最近、運動のポテンシャルには、全く自信は無いですが、今日は赤のジャージを着て、気持ちだけは盛り上げてまいりたいと思います。)