【校長ブログ】学校評価懇話会及び同窓会新年会

 先週、金曜日に学校評価懇話会、又、同窓会新年会等が開催されました。同窓会の方々におかれましては、新年を寿ぎ、上は卒寿の方から矍鑠たる振る舞いで本当に素晴らしいと感じております。

 さて、しばらくブログをあげていませんでしたが、出張や会議が目白押しであったのともう一つは、学校評価懇話会において、学校評議員として参加した生徒からの質問を調べたり考えたりしていて今になりました。

 その質問とは「越高の制服にはKoshigaya high school since 1926 と書かれているのですが100周年って2026年、来年ではないですか?」というものです。質問に対して私は「ギクッ? ちょっと今は、お答えできないので、調べてブログに上げますね。」と回答しました。

 1926年、大正15年(12月から昭和元年)に越ヶ谷高校は設置されたのは関係者では共通理解しております。そして、昭和という時代で今年を考えると「昭和100年」という換算になります。

 例えば、歌手の人が「デビュー10周年記念」なんていうコンサートを開くのはデビューして10年目と言われております。会社の創立1周年というのは基本的に1年が終了した時にいうものであることがあります。つまり、数え方の問題で1年目を1周年と考える数え方なのか、2年目を1周年が過ぎたと数える数え方なのかということです。どちらの数え方が正しいというわけでは無いようです。越ヶ谷高校の数え方は1年目を1周年と数え始めたから今年に100周年となっているという数え方だということです。つまり1年目というとらえ方と1年目は0周年というとらえ方の相違、これは主催者側で数えてよろしいとするものです。越高で今まで、60周年記念事業、80周年記念事業と大きなイベントをしている数え方が、1年目を1周年とする数え方であったため、100周年が今年になっています。

 長々と説明しましたが、私も90周年から10年経ったのだからという考え方でありましたが、この生徒の指摘で「since」ということに目が向きました。大変、素晴らしい質問をありがとうございました。越高生はこのように知的探求心に富んでおります。中学校3年生の知的探求心を持っている皆さん、もう少しで公立高校入試です。知的な先輩たちが待ってます!!