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2024年1月の記事一覧
【校長ブログ】寒の土用丑の日
今日は「夏の土用の丑の日」のように「寒の土用丑の日(冬の土用の丑の日)」にも鰻を食する新しい食文化を築こうと始められたものです。最初は長野県岡谷市だけの、岡谷・寒の土用の丑の日」と称していたと言われております。
その後、現在では全国で行われるようになり、「寒の土用丑の日」として定着しているとのことですが、私は、この時期に鰻を食することは、ほぼありません。鰻の生産量が多い都道府県は、鹿児島県・愛知県・宮崎県・静岡県となっているようです。この上位4県で全国の90%以上のうなぎを生産しているとのことです。長野県岡谷市も、昔から諏訪湖や天竜川で天然うなぎがよく獲れ、食されていたのでこのような記念日が出来たようです。
鰻には、ビタミンA、ビタミンB1・B2、ビタミンD、ビタミンEが豊富にあり、ミネラルでも亜鉛、カルシウムが豊富、さらに脂質の部分にはDHA、EPAも豊富に含まれていて、うなぎの体の表面のぬるぬるした部分にはムチンという胃腸の粘膜を保護する成分が含まれ、どこを取っても「栄養」満点の「最高の健康食」なのだと鰻の解説書には書いてあります。
DHAが入っているということで脳には良い食べ物なのでしょうとは思いつつ、お値段の問題もあって、毎週食するなんてことはもちろん、毎月食することも難しいと思っております。
さて、今週も終わります。来週からはもう2月になります。昔から1.2.3月は「行(1)く・逃(2)げる・去(3)る」という言い方をします。1年次生、2年次生、定時制の1,2,3年生はもうすぐ進級、そして、3年次生、4年生は卒業に向けて、どんどんカウントダウンが始まっているようです。3年次生、4年生は、慌てず騒がず、自分の目標の進路に向かっていってください。吉川英治という作家は、作品のヒントがなかなか生まれてこないときには「今度も立派に乗り越えてみせるぞ、朝の来ない夜はないのだから。」と自らを励ましていたようです。皆さんにも、この言葉を送ります!!
【校長ブログ】カノッサの屈辱
1077年(和暦ですと承保4年など諸説あり)の今日、中世の叙任権闘争で皇帝権が教皇権に屈服した象徴的事件が起こりました。 神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世は1076年教皇グレゴリウス7世の廃位を要求,逆に破門された事件です。神聖ローマ帝国というのは、962年に成立した、ドイツ王を中心とする複合国家です。結局、ドイツ諸侯の反乱を恐れるハインリヒ4世は、ローマ教皇のいる北イタリアのカノッサCanossaをたずね,恭順の意を表して破門を解かれたとされております。諸説ありますが、素足で3日3晩、カノッサにて許しを乞うたとの話があります。
この話は、キリスト教ローマ・カトリック教会の権威の凄さを象徴しているわけですが、その後、「屈辱的に謝罪させられること」の例えとして「カノッサの屈辱」という慣用句表現となっております。
そして、転じて今日は「謝罪の日」なのだそうです。私も、人生の中で何度も謝罪をしてきました。(特に、この立場になりますと、多分、普通の人よりも相当に多くです。)
少し前の映画に『謝罪の王様』(阿部サダヲ主演)というものがありました。架空の職業「謝罪師」を生業とする男・黒島譲(くろしま ゆずる=阿部サダヲ)が、様々な事件を謝罪のテクニックを駆使して解決していく姿を描くもので、ついには土下座を超える究極の謝罪「土下座の向こう側」を見つけ出すという荒唐無稽な内容で、大笑いしました。キャッチコピーは「謝るとき、人は誰でも主人公。」というものであったと覚えておりますが、ふざけた謝罪は全く功を奏さない、謝罪には誠意が必要であると感じます。
皆さんは、まだ、本気で謝罪する経験は、少ないと思いますが、悪いことをしたと感じた時には、誠意をもって謝罪をすることが大切であると感じます。
【校長ブログ】教育の国際デー
今日は、教育の国際デーといって、2018年(平成30年)12月の国連総会で制定されました国際デーとなっております。英語表記は「International Day of Education」となります。
この日の意味は「平和と発展のための教育の役割」を称えて、世界中で教育について考えてみましょうよ、という意味でこの国際デーが採択されたそうです。包摂的で公平な質の高い教育を確保し、全ての人々の生涯学習の機会を促進することが目的ともされております。これは2015年(平成27年)9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals:SDGs)の中にも目的として定められているものであります。
また、教育に関わる全ての関係者が、教育の普及に向けて取り組みを一層強化することの必要性について改めて強調されている日でもあるようです。しかしながら、全世界的には分かりませんが、日本国的には、あまり知られていないと感じます。
さて、教育(学)というのはどういうものでしょう?大昔の人が、「この魚をどう捌くと毒にあたらないで済む。」とか「このように、水に着物を曝したり、ごしごしすると汚れが取れる。」なんていうように、ある人が体験した知恵を共有していき、学んでいったのだと思います。そういった体系が、学問や芸術、スキルと言ったものになり、書物になり、その書物を読んで経験しなくても理解するようになります。私は、だから人生を豊かにするために書物があると考えております。
人生の根本問題を、自己のものとして書物により学ぶことによって、自分の利とし、(たまにはで良いので)他者に対してその力を発揮してあげられること、それが正しい教育の活かし方だと考えております。ですから、誰でも教育が出来ます。でも、その志が大切だとも考えております。
【高校ブログ】良い文(ふみ)・Eメールの日
今日は1月23日です。「いいふみ」と読みますので、「いいふみ(いい文・E文)」とした「Eメールの記念日」となっております。Eメール=「電子メール」とも呼ばれております。英語では「electronic mail」となり、「e-mail」や「email」とも表記されます。コンピュータネットワークを使用して、まるで郵便による手紙のように文章や写真データなどのやりとりをする現代人には必須のアイテムだと思います。
一昔前は、電子メールを利用して仲良くなった友達を「メール友達」や「メル友」と呼んでいて、「メル友にならない?」などといった友達勧誘みたいなものが流行になった時期もあります。
私は、お仕事上で、メールを利用しておりますことが多いのですが、お電話では無く、文字として残ってしまうので、文章の内容が相手に対して失礼ではないのか?と考えながら、でも必要に迫られて利用しております。(このブログも、文字として残ってしまいますので、ある意味、非常に緊張しますが、自分は、越高生の皆さんや越高に興味のある中学生の皆さんへのメッセージだと思って続けております。)
さて、自分がつまらないと思う文章の型は「慇懃無礼型」「カチカチ型」「話が迷子型」「上から目線型」のような型なのですが、「話が迷子型」には、よく陥ります。報告のような文章は5W1Hがはっきりとしているので簡単に作れるのですが、それでも相手に対するリスペクトのない文章では、簡潔に記したとしても伝わらないことがあります。
今日のブログでは、文章の作り方のようなお話になってしまいましたが、文章は「目的をはっきりとさせ、決めたら、一気に書き上げる。」ということが要諦だと思っております。国公立二次試験で小論文のある方は参考にしてください。又、高校時代には、良い文章に触れて、表現力を高めていってください。
【校長ブログ】カレーライス
1982年(昭和57年)の今日、学校給食創立35周年を記念して、全国学校栄養士協議会が学校給食試食会を実施したそうです。そして、全国の小中学校の児童約800万人にカレーライスの給食が出されたとの記録が残っておりますので今日は「カレーライスの日」なのだそうです。
皆さんご案内のように、カレーライスは、カレーを米飯にかけて食べる料理で、インド料理を元にイギリスで生まれ、日本で独自に変化したものです。イギリスでは「Curry and rice」(カリーアンドライス)や「Curried rice」(カリードライス)と記されます。日本語では省略して「カレー」と呼ばれることが多いと思います。ラーメンと並んで、人気がある料理で、小中学校の給食メニューの人気アンケートでも常に上位に挙げられています。
実は、日本で初めて「カレー」という料理の名を紹介したとされる人は、福沢諭吉であり、彼の著した『増訂華英通語』で、「Curry コルリ」という表記が残っております。
学校文化的には、小学校や中学校(林間学校など)、又は高校1年生の行事(遠足など)で、各班に分かれて、カレーライスを作って、食し、人間関係つくりをしていておりました。(私の時代は、男子が飯盒炊爨、女子がカレールー作りをしていましたが、私は、カレーが好きですので、女子に混ざって、と言うか、女子を押しのけて、自分がカレールー作りをしていて、先生に「この班のカレーは美味しい。」なんて、褒められたことが嬉しい思い出です。なにせ、自分の家から、隠し味のスパイスとかとかを認めて、遠足に行ってましたから。)
でも、最近は、感染症対策のため、カレーライスではなく、バーベキュー方式で、食材を焼いて食するといった遠足になっております。包丁などは扱いが大変ですが、ワイガヤで食事を調理しながら、連帯感を図るのは良い経験でした。
しかしながら、バーベキューでもなんでも、ワイガヤで班やクラスの連帯感を図れるのがリアルなフェーストゥフェイスの学校生活だと思っております。埼玉県では本日から、私学の高校の入試が始まるようです。今日、明日がピークで、今週末くらいまでには、合否も分かるところもあるようです。県立高校の受験生も焦るとは思いますが、虎視眈々と勉強を進めていってほしいと思っております。(私学の受験生も、体調に注意して、受験してください。)いずれにしましても、埼玉県の中3生、越高生の大学等の受験生、それぞれに、ベストを尽くして、ご自身の志望校合格を勝ち取ってください!!
【校長ブログ】大寒
本日は、評議員会議でPTA役員の方々、後援会長及び顧問のお二人に大寒の中、ご来校いただきました。大寒(だいかん)は、二十四節気の第24で、現在広まっている定気法では太陽黄経が300度のとき(黄道十二宮では宝瓶宮の原点に相当)です。
「大寒」の一つ前の節気は「小寒」(1月5日頃)ですが、1年間の中では一番寒いとされている時期であります。その通りに、今日は、関東地方にも積雪情報が流れております。そのような中、保護者の皆様におかれましては、越高への関心の高さとご支援・ご鞭撻を頂戴しており、校長としましては感謝の念で一杯です。
さて、この日から、次の節気は、「立春」になりますので、だんだんと春が近づいてくるということになります。受験生の皆さんは、春に向かって大輪の桜を咲かせるようにもう少しの間、自分の頭脳を信じて、自分の体力・精神力を信じてやり抜いてください。
全日制1・2年次や定時制1・2・3年生は、この寒い時期に、寒稽古だと思って、自分自身の精神力を鍛えて、来る自分の進路決定の時まで、爪を研いでおいてほしいと思います。具体的には、部活動をしっかりとやるとか、課題を全部こなし、自分自身の弱点が理解出来たらフォローアップしていくとかです。
古くからの言い伝えによれば「大寒の時に汲んだ水は腐らない。」というものがあるようです。皆さんには「大寒の時にやった努力は裏切らない。」という言葉に替えてお伝えしたいと考えます。
話は戻りますが、明日から早くも、S女子大などを皮切りに、いわゆる「一般入試」が始まります。積雪での交通渋滞のことなども想定して、動くようにしてください。栄冠は君に輝くです!!
【校長ブログ】越高公式インスタ登録者数1000人突破!
最近の高校では、情報発信の一つの手立てとして「インスタグラム」を利用しております。そして、越高公式インスタグラムの登録者数が1000人を超えたとの話が今朝ありました。
埼玉県の高校では、私立は、HT高校が5000人超、RN高校が3600人超、SS高校が2800人超(私立高校は直接に利益につながるかもですのでイニシャルにさせていただきます。)公立では本校を含め、5校が1000人超のフォロワーを頂戴しているようです。
各動画再生も3000回を超えているとのことで、私が、4月早々にパフォーマンスさせていただいた動画は10000回の再生があるとのことでした。(こんな年寄りのパフォーマンスを見て、かえって評判が落ちると心配しましたが、笑っていただければ幸いです。)
私自身は、若い方々が「TikTokでバズった。」とか言っている意味が正確には分からないというのが本音(「きっと評判になったのでしょうね。」とは思うものの実際には見ていない。)ですが、これからは「高校新聞コンクール」の全国大会などのように「高校インスタ・コンクール」みたいな大会が出来てくるのか、そもそもフォロワー数で評価が出てしまっているので、内容などは審査されなくても毎日毎日の審査されているようなものなのか?よくわかりませんが、ペーパーレスになっている世の中的には「新聞」という媒体自体、どのように受けとめられるのか?「高校新聞コンクール」の高校生新聞もデジタル化されるのか?(もう既にされているのか?)という想像が膨らみます。(私は新聞は「紙で読みたい派」という旧態依然の人ですが・・。)
高校説明会もデジタルの時代になるかもしれませんとは、以前にもブログに記載させていただきました。教員不足も、授業のデジタル化で解決できるなんておっしゃる有識者もいらっしゃいます。今後の100年の越高もどのように変化を遂げていくのか?それは、今の越高生の考え方にかかってくると思っております。私が確信していることは「今、皆さんが未来です!」期待してます!!
【校長ブログ】芥川賞・直木賞
昨日、第170回芥川賞・直木賞の選考会(日本文学振興会主催)があり、芥川賞は、さいたま市出身の九段理江さんの「東京都同情塔」、直木賞は、河崎秋子さんの「ともぐい」、万城目学さんの「八月の御所グランド」に決定しました。
私は、中学・高校時代は好き勝手に本を選んで読んでいたので、この本は芥川賞作品だからとか直木賞受賞だからとかで読もうと思っておりませんでした。
さすがに大学では、日本文学専修ですから受賞作くらいは、目を通しておりましたが、大学院入試面接のウオーミングアップの第一問で大失敗をしました。当時、とてもおっかない(「怖い」という表現ではなく、「学問的に非常に厳しい方」で、おっかないという表現が一番適しています。)教授に「第1回芥川賞受賞作は?」に質問され、「えっと、なんだっだっけなぁ」と、思い出せず、苦し紛れに「第1回は『羅生門』ですかね。」と答え、「バカもーん!」と一喝されました。(もちろん、賢明な越高生は、なぜ「バカもーん!」なのかは分かりますね。)その後は、その教授は一つも質問してくれず、もう一人の教授が質問してくれておりました。
さて、さいたま市出身の方が受賞されましたことは、本当に喜ばしいことです。早速、読みたいと思っております。九段さんはさいたま市の公立高校のご出身とのことですので、講演会があると良いなぁと考えております。
私自身は、ここ10年以上の推しの作家の一人である万城目学さんがやっと、直木賞を受賞されましたことを喜んでおります。万城目さんの作品は率直に面白いです。『鹿男あをによし』『プリンセス・トヨトミ』『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』『とっぴんぱらりの風太郎』『悟浄出立』とこれまでも、これだけの作品が直木賞候補になり、『鹿男・・』はテレビドラマ化、『プリンセス・・』は映画化されております。
しかし、選考委員からは「突飛すぎる」とか「作者だけが楽しんでしまっている」とか「(作者の)才能があるが故の破綻」まで評され、可哀想を通り越して(選考委員は)「万城目ワールド」を理解できないんだと思っておりました。
越高生の皆さんも入試時期は臨時休校です。貯めておいた課題とともに読書も楽しんでください。
【校長ブログ】時代はファブレス?
共通テストの自己採点を、越高内でも共有しますが、いわゆる「予備校」等というところにも、リサーチをかけるのが全国各地の高校です。
しかしながら、若いころの私は、そういった行為は「教員の怠慢なのではないのか?」と(今では、まったく不遜な)考え方でいたことがあります。学校のことは全て校内の教員が努力していくことが結果として生徒のためになるのではないかと考えていたのです。今、思い返すと、この「生徒のために」というフレーズに、つい酔いしれていたのかもしれません。
さて、今日、何気なく、埼玉県庁のDXに係る課室のブログを眺めていたら「県庁はファブレス」という表題がありました。「ファブレス???」と頭の中で「また、知らないDX用語が出てきたなぁ。」と思いながら全文を読んでみました。少しだけ引用させていただきます。
※引用 ふぁぶれす【fabless】 製造部門を持たない経営形態。英語のfab(fabrication facility、製造施設)とless(ない)を組み合わせた言葉。
製造を完全に外部委託によって行うビジネスモデルのことです。よく知られているファブレスの例としては Apple社があります。
Apple社は iPhoneを自社で作っていません。製造を外注しているのですね。
なぜそのようなことをしているのか。変化の速い事業分野では、製造設備を所有することにはリスクがあります。社会の変化によって設備投資
があっという間に無駄になってしまうことがあるからです。実はファブレス企業はApple社以外にもたくさんあります。それらの会社は、製品の企画
や設計、マーケティングなどを行い、製造は外注しています。これによって設備投資のリスクを減らし、経営戦略の迅速な転換を可能にしているの
です。・・・ ※引用終了 実際には 行替えなどあります。
つまりは、今の企業では、やりたいことを発想して、発想したもの自体はアウトソーシングするのが主流であるということです。学校も「生徒のために」発想したことを、優秀な機関にアウトソーシングし、先生方はもっと、(越高の)生徒の本質の向上のために考え抜くことが大事なのだと思います。また、皆さんは、今後の世界で生き抜くためには「発想力」が大事だと訴えたいと思います。ただ、発想をしようにもベースになる基礎教養が必要になります。今、教科書で学んでいることはその基礎教養です。一時間一時間の授業を大切にしましょう!!
【校長ブログ】ヒーロー
今日は、1月16日で「ヒ(1)ー(1)ロー(6)」と読む語呂合わせから「ヒーローの日」と大手広告会社「電通」が制定したそうです。制定の目的は、アニメや映画の世界における「ヒーロー」をさらに多くの人に愛してもらい、その存在を世の中に浸透させることなのだそうです。
そもそも、「ヒーロー」という言葉は古代ギリシア神話からの由来です。多くのギリシア神話のヒーローは、神の子孫である都市、国家、領土の名祖で、必ずしも模範的な人物であったり、英雄的な素質をもっているわけではありませんでした。この時代は、神話と歴史が未分化であったため「英雄時代」などとも呼びます。ヒーローは叙事詩やギリシア悲劇の主人公として扱われ、このためヨーロッパの言語では、英雄を意味する語は「主人公」をも意味するようです。具体例を出せば、アキレウス、オデュッセウス、オイディプスが有名なヒーローです。
さて、最近のヒーローの多くは、普通の人を超える力・知識・技術を持ち、それらを用いて一般社会にとって有益とされる行為、いわゆる救世主としての行為を行います。多くの物語では、これを阻止しようとする悪役・敵役が共演することになります。(たまに、悪役・敵役の方がカッコいいなんて思うこともありますね。)
また、突出した能力を持っていない場合でも、何らかの形で英雄的行為をすることがありますので、「ドラえもん」ののび太君などもヒーローと捉えることもできると思います。
皆さんのヒーロー(推し)もいらっしゃるとは思いますが、高校時代の今は、皆さん自身がヒーローとなって、活躍してほしいなと考えます。ある人は「数学のヒーロー」ある人は「家庭科のヒーロー」また「生徒会のヒーロー」「〇〇部のヒーロー」「地元ボランティアのヒーロー」となんでもあると思います。「ヒーロー」と越高が目指す「リーダー(作り)」とは実際には違う面も多々あろうかと感じますが、今、全日制の3年次生や定時制の4年生は「ドラマチックな最後の高校生活場面」です。
私の考えるリーダーは「静かな態度で謙遜・謙虚さを持ち併せ、粘り強く行動できる人」ですが、高校最高学年の今は、劇的にヒーローとなってほしいと願います!!