2024年12月の記事一覧

【校長ブログ】今年も一年ありがとうございます!!

 今日は「御用納め」の日です。学校現場では、明日も明後日も又は、サッカー部などは1月1日にも「初蹴り」といった呼び方で部活動を実施することもありますし、ラグビーなどもそもそも大会の場合もありますので、学校の先生的には「御用納め」なんて言葉はピンとこないという人もいるかもしれません。

 皆さんがお話されておりますが、今年は元日から能登における大地震があり、そして、未だに復興半ばであるという非常に現地の方々からすると心細いものであると思われます。復興しても又、災害が起こるのではと考えるだけで心穏やかには過ごせないという感じであると推察します。

 今朝のニュースでは羽田空港がサイバー攻撃にあって帰省客などへの影響が出ているとのことです。私は、親族が基本的に関東地方に住まわっておりますので、新幹線や飛行機を利用して帰省するといった経験がありませんが、こういう状況はとても許せない犯罪だと思っております。AIが発達すると便利にはなりますが、こういう犯罪も増えてくることは難しい時代になったということだと思います。

 私はAIなるものには、疎い方ですが昨日、チャットGPTに「越ヶ谷高校をもっと中学生に知ってもらうためにはどうしたらよいのか?」という質問をしたところ、「越ヶ谷高校は来年度100周年を迎える伝統校で・・・と出てきて、越ヶ谷高校を知るには校長ブログを読むと良いです。・・・・」というように回答されました。参考にしようかなと思って質問したのに「校長ブログを読め」的なことが出てきて苦笑しました。(私のブログを読んでも越高を知ることにはならないような気がします。)

 さて、年が明ければ「1,2,3月」学校暦的には「いく・にげる・さる」と言われるようにあっという間に新年度となります。越ヶ谷高校を目指している中学生の皆さんはインフルエンザ等に注意して、越高を目指して最後の追い込みをかけてください。

※越ヶ谷高校に関わる全ての皆様へ、今年も、一年間、越ヶ谷高校に目をかけていただきありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願いいたします!!                                  2024年 令和6年 12月27日(金)お仕事納めの日に

 

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【校長ブログ】冬休みの学校

 教員となって早40年近くになります。そういう社会人になって「学校には夏休み、冬休み、春休みがあって良いね。」とは高校時代の友人から言われることがありました。「いやいや、お休みは生徒だけであって教員は暦通りに出勤しますよ。」と抗弁をした思い出もあります。

 今日も越ヶ谷高校では、いくつかの部活動や補習など、生徒の皆さんは登校されて、先生方も当たり前のように授業や部活動の指導をなされております。振り返って自分が高校時代はどうだったかな?と思い出そうとしてみますが、教員としての冬休みの過ごし方だったのか、高校生としての過ごし方だったのか判然としません。中学校時代のことは思い出せますが、高校時代のことは働いていることと連結してしまってちょっと曖昧になります。

 高校3年生の春休みは大学までの間の束の間の穏やかな時間でしたので、友人の家を泊まり歩くということをしたり、私の自宅にてゲームをしたりとして生活をしていたような気がしております。先日、記述しました12月31日から1月1日までの間にどれくらい初詣できるかをトライしたことは覚えております。高校時代に部活動で走っていたとは思ってますけど、短距離班だったので、冬場のトレーニングであり、あんまり、メインの練習をしていないのです。

 きっとこういった仕事に就いて無ければ覚えているのだろうと思います。皆さんは、そのほとんどは教育関係に就職することはなかろうと思いますので、きっと今やっている美しいことがいくつになっても鮮明に記憶に残ると思います。今を輝いて、部活動や補習に完全燃焼してください。

 ただ、心配なのは、学期末にかかってインフルエンザが猛威をふるっておりましたから、少しは、お家で静養してもよろしいかなとも思います。

 元気な人は、完全燃焼してください!!

 

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【校長ブログ】定時制終業式

 昨夜は、定時制も終業式でした。まずは、大掃除につきまして、優秀なクラスの表彰を副校長先生にしていただきました。その後、私の方から、出席良好な生徒さんや成績優秀な生徒さんへの表彰をさせていただきました。

 校長の講話としては、全日制と骨子は同じですが、表現を変えております。今年一年の振り返りとともに来るべき2025年、令和7年への抱負、そして、生徒の皆さんに対する期待を述べさせていただきました。

 生徒指導主任からは、冬休み中に気を付けるべきことをお話しいただきました。その内容の中でも、北九州市でありました中学生に対する殺人事件につきましては、私も注意していても防ぎようはあったのか?という疑問があり、学校を預かるものとして非常に心配な出来事であり、模倣犯が出てこないことを祈ることしかできません。

 そういうことを考えていると「教育」って無力なのか?という自責の念に駆られることもあるのですが、やっぱり、文学を読んだり、学力をつけることは間違ってないのではないかとの思いにも至ることがあります。

 特に文学作品などを読むことで、精神文化にも触れるところがあり、個人の心の中に脈々と継承されている何かが形成され「やっていいこと」と「やってはいけないこと」の線引きは出来るのではないのかと思料します。

 中には「やらなければいけないもの」もあると思いますし、「やってもやらなくてもいいもの」というものもあるかもしれません。でも「やってもやらなくてもいいもの」をやれる余裕を持っているのは素晴らしいポテンシャルであると思ってはいます。

 今日は「クリスマス」、クリスマスはどうしてクリスマスなのか?などを考えて、こういうことを日本ではどうして、お祝いしているのか?ということも文学作品から感じてみることも今日を過ごすには良いことではないかと考えます。

 

 

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【校長ブログ】2学期締めくくり

 今日はクリスマス・イブであるとともに越ヶ谷高校全日制・定時制の終業式です。

 今は、全日制の部が終了して、この後、定時制の部を仕事をしながら、待っているところです。

 全日制では、第2学期の行事を総括して、その後、今年2024年(令和6年)辰年の日本国や外国の話題について話しました。1月元日からの能登地域の大地震、8月の南海トラフ宮﨑地震、アメリカでの次期大統領への銃撃、大企業の認証不正や健康被害というネガティブなニュースから、パリオリンピック・パラリンピックにおける日本人の活躍、新貨幣(私ども埼玉県が生んだ渋沢栄一、津田塾を創立した津田梅子、医学の発展に寄与した北里柴三郎)の肖像、そして、アメリカショービジネス界での成功(「ゴジラ」「君たちはどう生きるか」「将軍」)についてなどなど話させていただき、来年度も頑張ってほしい旨に結びつけました。
 今の私には健康こそが一番大事な事であること、そして、皆さんにも、どうか来年度も健康であり続けるように祈念しました。今の高校生が私の世代になるくらいには80歳までは現役で働いてその後、100歳くらいまで楽しむという試算モデルも出来ているようです。そのためには、一つのスキルだけではなく、もう一つ二つのスキルが無いと通用しなくなる時代になるかもしれません。そうなったら文系だとか理系だとか言っている形ではなく、ゼネラリストを目指していくようになるのかしらと想像してしまいます。
 といったようなお話をさせていただきました。これから、定時制の終業式を迎えるわけですが、定時制には定時制の話題をしてまいります。本校では一回の終業式や始業式、あるいは入学式や卒業式に二度ずつお話が出来るので、得をした気持ちになります。
 明日は、定時制で何をお話ししたかについて触れていきたいと思っております。

 

 

 

 

 

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【校長ブログ】大掃除

 今日は、全日制も定時制も大掃除の日です。全日制では、先週インフルエンザの感染が猛威を振るっていましたが、今日も続いており、その中での掃除はリスキーではあるものの、学期の納めなので無理してやっていただきました。

 皆さんは、お家でも大掃除の時期ですが、やってますか?

 私は、18歳の頃までは何もしておりませんでした。なぜなら、公務員住宅といって築30年くらいのアパートで、そもそも古いし、4畳半と6畳と、小さな台所が付いている規模でしたので、掃除なんかする隙間もなかったからです。

 その後、自宅というものになってからは、大掃除を大学生でもしっかりとしていました。・・・というかやらされておりました。廊下・階段のワックスがけから、お風呂、お手洗いなど、窓ふきもやっておりました。ですから、年末年始には暇が無いので、友人たちとは大晦日から元日まで夜通し、神社の参詣に行くという何とも宗教心のない行動をしているのが、年末年始の友人との過ごし方でした。(明治神宮に行って、神田明神に行って、日枝神社に行って、浅草寺に行って、浦和調宮神社に行って、大宮氷川神社に詣でるといった、当時は一晩中、電車が動いていたからこそ出来る荒業でした。全く、何の脈絡もなく、ただ、どの程度、回れるかということを証明したかっただけでした。)

 教員になりたての頃は、12月31日も練習をして、1月1日も練習をするといったことをして、当時の生徒には申し訳なかった気もしますが、それだけ、部活動に熱心に取り組んでいるということを生徒に伝えることで、その後のインターハイ出場などに結びついたのかもしれないと考えております。ついでに、部室等の大掃除もしました。

 今日は、定時制でも「クリーン・FES」と銘打って、大掃除を敢行しようという目論見をもってやります。その前には、生徒の皆さんの成績会議等を行ってまいります。流石は、先生も走るという「師走」です。明日までは、しっかりと学校生活をして、新年を迎え、心も新たに「巳年」を過ごしたいものです。

 

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【校長ブログ】全日制予餞会

 今日は全日制の3年次生のための「予餞会」でした。しかしながらインフルエンザの蔓延により、通常の状況での開催は不可能となりまして、号泣される1,2年次生の姿も見られたとの報告を受けております。

 3年次の皆さんは物足りなかった部分もあったかもしれませんが、そういった後輩たちの思いも受けとめていただけたらと思います。私が、越高全日制の「予餞会」について感じることは「大学等受験に関しての決起集会」というとらえ方をしております。なぜなら、通常の高校で「予餞会」というものは3月の卒業式の少し前に実施されるのがセオリーだからです。(また、大学受験をメインに考えている高校では、そもそも「予餞会」を開催しない高校も存在します。)

 内容も後輩諸君から「先輩、受験頑張ってください」というメッセージになっていて、部活動の後輩のメッセージも同様であることを考えると、そのように感じます。

 さて、昨日から、埼玉県内の小中高等学校では爆発的にインフルエンザが蔓延しているというニュースが入っています。越高生も例外ではなかったということですが、来週には元気な顔を見せていただけたら大変嬉しいです。

 3年次生は、明日から2日間「共通テストプレ」を実施します。体調管理に気を付けて本番のつもりで(っていつも本番のつもりでやっていることとは思いますが・・。)実力を発揮できるように臨んでください。

 私は、この時期はアスコルビン酸を多めに摂取して、インフルエンザに罹患しないように自衛してます。もちろん、生徒に伝染してしまいたくないので、教員になってから毎年、インフルエンザに関する予防接種をしております。そうはいってインフルに罹患するときには仕方が無いとあきらめも必要です。根性で罹患しないなんてことはないので、医学的に考えて、予防できることはして、どうしても無理であれば、早めに治すようにしましょう。。

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【校長ブログ】定時制薬物乱用防止講義

 昨夜、定時制では「薬物乱用防止講義」を実施しました。

 全日制もそうでしたが、日本薬科大学の先生にお越しいただきました。(定時制では医療ビジネス薬科学科 栗田准教授です。)栗田先生は昨年度も定時制での講義をしていただきました。

 覚醒剤、大麻、ヘロイン、コカイン、MDMA、危険ドラック、シンナー等々の危険性や依存性などについてレクチャーいただきました。グロテスクな写真なども駆使されてのレクチャーでしたので、生徒の中には気分を害するかもと心配しましたが、そういった心配は大丈夫の様子でした。

 私は若い時に、アメリカにバックパッカーとして旅をした経験がありますが、その時にはマリファナを色んな場所で勧められて、当然吸ったことはありませんが、アメリカって街中で麻薬を普通に売っていて、こんな日本人の旅人にも勧めるんだなと恐怖を覚えました。しかし、その40年後の日本では普通にネットなどで手に入れられる国になってしまったのだなと恐怖を感じています。

 最近もマクドナルドにて、中学生が普通の時間に刺されてしまうような事案もあり「日本の安全神話はどこに行ったのだ!!」と生徒の皆さんを案じる次第です。(とにかく、登下校には友達たちと安全に帰宅できるようにしてください。)

 それから講義の中でびっくりしたことは、昔は少量のお酒はかえって健康に良いものとされていたのに、お酒を少量でも飲むと長生きは出来ないのだというデータが最近の研究では出ているとのこと。私はの毎日ではありませんが、学生時代から飲み会は行っておりましたので、いまさらながら禁酒するのは無理だなぁと思っております。前後不覚になるまで飲むおんが悪いとのことですから、なんとか大丈夫かなと考えております。

 そして、今晩は、定時制では学期末恒例の「球技大会」が開催されております。競技種目は「バレーボール」「バドミントン」「モルック」の3種目です。「モルック」は先生方がまずは講習を受けて、授業で生徒の皆さんにやらせていたようですから、好試合が期待されます。

 寒い中ですが、一生懸命に動いて、暖めていきましょう!!

 

 

 

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【校長ブログ】国際交流

 今日は突然のゲストが越高全日制に来てくれました。それはニュージーランドからいらした高校3年生男子です。(私は、彼にブログに名前上げて良いですか?と聞きはぐってしまったので、個人情報ですのでお名前はあげません。)

 その青年は現在、現地の高校3年生で、祖母の方が越谷市に住んでいらっしゃるという方でした。(祖母宅にいる時に日本の高校を見学してみたいとの思いに駆られて越高にお電話いただいたのです。)

 私は、突然の連絡に戸惑いましたが、流暢な日本語で越谷市の高校の検索をしていると優秀な高校であることが分かって越高を選びましたとのことで、越高を見学したいとの要望でした。

 英語科のT先生が2年次の担任であり、快く引き受けてくださったので、本日、たった2時間という時間でしたが、2年次生のクラスの授業、古典と英語にご参加いただきました。

 私は、英語の授業を少しだけ見学しましたが、パワーポイントを作成してくださり、ニュージーランドの風景や自分の趣味や日本で行ってみたい所などをクイズ形式で生徒の皆さんと英語で交流してくれました。

 私の感覚だとネイティブスピーカーですので日本同士の英会話よりもスピードがマシマシだったように感じましたが、クラスのほとんどが普通に聞き取れていたようでしたので「やっぱり、さすが越高生ですね。」と感心しておりました。

 私の知っている「ニュージーランド」は、漢字による表記は新西蘭であります。(国語の教員なのでこういったことは理解してます。)1980年代に当時の駐日大使が漢字表記を公募し、乳国とも表記するとしたというニュースも存じております。スポーツでは、特にラグビー、有名な『オールブラックス』は、世界屈指の強豪チームであり、試合前にダンスの『ハカ』を踊ることを知っております。

 今日、ゲストとして来てくれた青年は、本日の夜の飛行機でニュージーランドに帰国されるということでした。日本との時差はだいたい4時間程度でしょうか。乗り換えを含め、20時間以上かけてニュージーランドに戻るとのことでした。

 私としては、今後も機会があれば、越ヶ谷高校のことを思い出してほしいことと、時差があるので難しいでしょうが、リモートで話し合いが出来ると嬉しいですというお話をさせていただきました。ちょっとした国際交流でしたが、新鮮なきもちになりました。

※今日は、定時制は「薬物乱用防止教室」として、日本薬科大学の先生に来ていただきました。明日は、その話をブログで上げたいと思います。

 

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【校長ブログ】少林寺拳法部壮行会!!

 今日も寒い日です。さて、少林寺拳法部が関東大会に出場するということで、生徒会主催の壮行会が放課後、小会議室で執り行われました。

 何度も言いますが、本来であれば、全校生徒を体育館に集めて、壮行会をしてあげればよろしいのでしょうけれど、インフル等が流行っていることと皆さんの貴重な時間とのせめぎあいで今回も小規模の壮行会になりました。(熱意は伝わっていただけたのではないかと思います。)
 顧問の先生の言によれば、少林寺拳法部では、この関東大会出場は、もう10年以上の連続とのことです。

 100年続いている高校での10年連続は、大したことがないと思うのか?いや、10分の一も続いていると感じることでとらえ方が違うとは思います。私は10年も継続しているのか!素晴らしい実績だなと思うタイプです。生徒会の方々は、最前列でご存じだと思いますが、そういった実績を持つ部活動が越高ではたくさんあります。

 私は、少林寺拳法部の皆さんに向けて、この紙面でも激励の言葉で埋め尽くしたいと思います。。

・「勝つ意欲」はたいして重要ではない。そんなものは誰もが持ち合わせている。重要なのは、勝つために準備する意欲である。

・努力して結果が出ると、自信になる。努力せず結果が出ると、傲りになる。努力せず結果も出ないと、後悔が残る。努力して結果が出ないとして

 も、経験が残る。人生における大きな喜びは、「君にはできない」と世間が言うことをやってのけることである。

・苦しいから逃げるのではない。逃げるから苦しくなるのだ。

・目標は他人から与えられても駄目。目標はいつも自分の中から生まれてくるべきなんだ。

・「勝つ意欲」はたいして重要ではない。そんなものは誰もが持ち合わせている。重要なのは、勝つために準備する意欲である。

・強い者が勝つのではない。勝った者が強いのだ。

・成功者の言葉しか世の中には残らないから『やればできる』が格言になる。夢は叶わないかもしれない。叶える為の努力は無駄に終わるかもしれな

 い。でも何かに向かっていたその日々を君は確かに輝いて生きていたのではないか。それが報酬だと思わないか。

 こういった言葉は、古今東西のスポーツ選手から生まれた名言です。どの言葉が皆さんの琴線に触れるかは分かりませんが、自分の名言を見つけて、又は、自分で名言を作れるように行動してもらいたいものです。        頑張れ!!少林寺拳法部!

 

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【校長ブログ】フリーランス

 2008年(平成20年)の頃から、フリーランス(freelance)な職業の方々が増加したようで、今日は「フリーランス記念日」と命名されているようです。

 ご案内のように「フリーランス」は、特定の企業や団体に所属したり、特定の組織の活動に専従したりしておらず、したがって雇用契約や労働契約の関係を結んで労働力を提供するのではなく、業務委託などにより自らの技能をサービスや成果物を通じて提供することによって生活することを指します。日本国内では、法令上の用語ではないけれど、自由業とも呼ばれています。この形態により請け負った業務を遂行する人をフリーランサーまたはフリーエージェントとも呼びます。(よく知られているところでは「フリーのアナウンサー」とか「プロ野球選手でフリーエージェント」などの方がいらっしゃいます。)
 でも、第一次産業の方や小説家、芸能人、プログラマー、開業医などの方々もフリーランスと言えば、フリーランスだと思います。実店舗のない方でも社長となっている人はそれと見なされます。(派遣社員については「フリーランス」というカテゴリーには入らないそうです。)
 皆さんのご興味は、収入などでしょうけれど、収入は、本人の営業力と業務遂行能力によって決定され、同業の会社員よりも高収入を得る者がいる一方で全く仕事が無いという状況もあり、収入が不安定なためローンやクレジットカードの契約では不利になりがちでもあるようです。

 私が高校時代では、フリーランスという言葉は認知されておらず、誰もが、何かしら「〇〇会社」とか「〇〇省」とかに所属するものだと言われていて、「〇〇銀行には入れたら良いなぁ。」とか「東京23区の区役所に、入れたら一生安泰だ。」とか話題に出ていました。しかし、そういった会社も合併したり、倒産してしまったりと絶対はないという世の中になってしまっているので、皆さんは、自分はフリーランス向きなのか、それとも、どこかの組織に入っていくのが向いているのかを考慮しながら、人生を渡っていく必要があります。

 言えることは、どちらの道に進むにしても、個人の力量は大事です。直接は関係が無くても、学校の勉強という情報量には負けないように、宿題をこなすというのも、宿題という情報を処理することですから、お仕事のような情報を処理することに繋がっていくと思います。中学・高校で「学ぶとは何か?」を真剣に考え続けている人はそのことが理解できると思っています。

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