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2025年1月の記事一覧
【校長ブログ】進路研修会
今日、全日制の先生方は、共通テストが終了して、1,2年次も凡そ、面談も終了したことなどで、今回の共通テストや英語検定、chatGPTについての研修会を実施しました。
各教科の先生が、今回の共通テストの印象や解き方、難易度、生徒の感触などをレクチャーしていただき、次年度への参考になるようにしました。英語検定についても、英語科の先生以外は、ご自身の中学、高校時代の思い出くらいしか残っていないので、現在の英語検定、2級、準1級、などについて、その難易度やスコアのあげ方などを説明していただき、自分のクラスの生徒や部活動の生徒に勧める又は勧めないといったことも出来るように学びました。chatGPTについては、生徒が大学志願理由書を作成する際に利用している??といった例を検証しながら、このような使い方が出来るなどの話を聞き、どのように扱っていくか、ガイドライン等を含めて考えられるのかなども研修しました。
率直に先生方が「フーン」と思っていただけた実のある研修会になったと感じました。私も、今回の共通テストでの理科や社会科目について、解説され、なるほどそうでしたかといった感じがしております。
全日制3年次生の皆さんは、今は過去を振り返らずに個別試験や私大の受験に取り組んでほしいですが、先生方は次の生徒のために、過去を振り返り、総括して、次代の越高生のために忌憚のない意見交換が出来ました。
明日は、学校評価懇話会が開催されます。こちらも忌憚のないご意見を頂戴し、次年度の越高、全日制、定時制の両方が更なる発展を遂げるように前向きな意見交換にしたいと考えております。委員の皆様、よろしくお願いします。
【校長ブログ】ヘボン式
今朝の埼玉新聞の記事に「文化庁の文化審議会国語分科会は、ローマ字の表記に関し、小学校で学ぶ「訓令式」を基本とする内閣告示の改定を視野に対応すべきだとの考えで一致した。ローマ字のルールの見直しは70年ぶり。英語のつづりに近い「ヘボン式」が浸透していることを踏まえ、2024年度以降に本格的に議論する。」といったものがありました。
訓令式は「し」を「si」、「しゃ」は「sya」、「つ」を「tu」と表記しますが、ヘボン式ではそれぞれ「shi」「sha」「tsu」となります。私の名前には「し」が入っておりますが、今まで「shi」でしか表記はしておりません。つまりはヘボン式にしております。
さて、ローマ字は、学習指導要領によれば小学校3年生にて学習することになっております。教科書では主に訓令式の表記を取り上げていることが多いと思われます。小学校時代にローマ字を学んだ気はしますが、その前に自分の名前をローマ字で書けるようになっていたような気もして「si」ではなく「shi 」という標記にしてたように覚えています。
そもそも、ヘボンとは人の名前で、1859年、江戸時代末期の日本を訪れたアメリカ合衆国長老教会の医療伝道宣教師で医師でもあったジェームス・カーティス・ヘボンの名前を取ったものです。彼は、布教活動を行う傍ら、現在の神奈川県横浜に男女共学のヘボン塾(後の明治学院、フェリス女学院の源流)を開き医学と英語の教育を行うと同時に、和英辞典の編纂と聖書翻訳に取り組んだようです。
明治学院は、かの島崎藤村を輩出している名門ですが、東京都港区白金台という高級住宅地の一角に驕奢な建物として存在しております。一度だけ藤村の資料を借り受けに行ったときにあまりの美しさに驚嘆した経験があります。校訓は「Do for Others(他者への貢献)」で、学問の自由を基礎とし、教育理念“Do for Others(他者への貢献)”を実現するため、広く教養を培うとともに、各学部学科において専門分野に関する知識・技能および知的応用能力を身につけた人間を育成することを目的としている学校のようです。このような目的のもと、5つの教育目標を定めていて、① 他者を理解する力を身につける。② 分析力と構想力を身につける。③ コミュニケーション力を身につける。④ キャリアをデザインする力を身につける。⑤ 共生社会の担い手となる力を身につける。ということを学ぶらしいです。
そろそろ、個別の試験が始まっていると思います。各大学の沿革などを参照しながら受かった中でどの大学に行くのが自分にマッチするのか考えられると嬉しいですね。
【校長ブログ】御上先生
昨日、新しいTVドラマを拝見しました。その名は「御上先生(これで、みかみと読むようです。)」というドラマです。
先生ということでおわかりのように、一種の学園ものです。このような職種に就いているものの学園もの、学校もののドラマはまだ見てしまうのです。(私の父は、警察官で刑事ドラマの一切を見てませんでしたし、私にも見せてくれませんでした。理由は「こんなストーリー現実にはない。」との一言でした。)もちろん、学園もののように松坂桃李のような顔だちで多分30万円以上のスーツを着て、あんなに生徒が一人でいるところに偶然通りかかるような教員や「あなた、それは犯罪者でしょう。」というような教員も私の周りに見たことはありませんが、ついつい、観てしまうのは、世間から、少なくてもドラマの作り手は学校をどう見ているのか?を知っておきたいためです。
さて、このドラマを作成するにあたり、学校教育監修というクレジットがありますが、なんと工藤勇一先生となっています。工藤先生は、千代田区麹町中学校という都内の区立伝統校の校長時代に、一切の宿題を出さない、担任制を敷かない(生徒本人が信頼できると思う先生に相談するといういわば全員担任制)を断行された人です。現在は横浜の私立中高一貫校の校長でもあります。
この英断?は受け入れられる人とそうではない人に分かれているようですが、私も以前いた高校で、複数担任制度を導入して、生徒は、A先生でもB先生でも相談しやすい方に相談できるというオペレーションを敷きました。先生方も担任一人ですとお休みも取得しづらいと思い、導入しましたが今では続いて無いようです。
宿題を出さなくても千代田区は沢山の塾や予備校があるので大丈夫だとの話もありました。私も宿題は自分が勉強したいことをしたいだけやればよいのにと考える高校生でしたから、個人としては賛成ですが、教員としては怖くてそのようなことは実施したことはありません。
このドラマは、私の世代がテレビの世界で憧れた「熱血先生」のアンチテーゼのようです。それだけにどのような決着をつけるのかを注視してます。
【校長ブログ】評議員会
今日は、久しぶりの寒波の中、PTA評議員の皆様にお集まりいただいて、会議を開催させていただきました。まずもって、本会にご出席くださった保護者の皆様には御礼を申し上げます。
私としては越高の最近のトピックやお願い事(施設設備や生徒の資質向上につながること)をさせていただきました。そして、PTA活動につきまして、本部を始め、各専門部の今年の活動等につきましてご報告があり、直近の学校行事についての予定やPTA活動につきまして確認されたりというプログラムとなっておりました。
私としましてはPTAの方々の率直で忌憚のないご意見もいただきながら、越高をより良い方向に導きたい(おこがましい表現で恐縮ですが)と考えております。本当に今日はありがとうございました。引き続き、越ヶ谷高校の発展のため、ご支援、ご助力をお願いします。
さて、話は変わりますが、今日は漫画家、故石ノ森章太郎の誕生日なのだそうです。石ノ森章太郎と言えば、私の幼少期から「仮面ライダー」「変身忍者嵐」「サイボーグ009」等、ワクワクする作品を提供してくれました。世界で一番漫画を描いたというギネス記録を持っているそうで、私が就職してからも「マンガ日本経済入門」も購入し、読みました。テレビドラマ化された「ホテル」も元々は、石ノ森の漫画がベースです。
今でも「仮面ライダー」シリーズは続いており、原作者が亡くなっても、良い作品は残っていくものであると感じます。恥ずかしながら小学校6年生まで私は仮面ライダーになりたかったので、中学校に入るまでは現実逃避していたものと思われます。仮面ライダーの主人公である本郷猛はIQ600という設定であり、運動センスは万能という設定であったため、私も、仮面ライダーに改造されれば、もっともっと頭が良くなったり駆け足が速くなったりするものと願っておりました。中学生になって部活動に血道をあげるようになってから、仮面ライダーを見なくなり、自分の努力でやるしかないのか!と現実世界を生きていくようになりました。
皆さんの世代は、どんなものに熱中していっているのかは分かりませんが、今のうちに熱中できるものがあると良いですね。
【校長ブログ】教育の国際デー
昨年度も同じ記念日「教育の国際デー」について書きましたが、今日はこの記念日です。
教育って大上段に構えると難しいですが、生まれてすぐに教育は始まっていると感じます。ですから、感じの良い対応をされる生徒と対面するとご家庭での躾というか教育力が違うのだろうなと思います。ということは、我々、教員が出来る教育というものは、思い上がりで、小学生になる頃には一定の人格が陶冶されているのでは??なんて考えることもあります。よって高校生には、しっかりとした知識・教養さえ教えていけばよろしいのかという議論もあります。
ただ、知識などは、DXが進んでいるこのご時世では、学校が無くても出来そうです。「では、学校って何なのだろう?」という問題になってきます。私は、人と人が触れ合いお互いに切磋琢磨しようと、集い、正々堂々、公平に、相手を陥れるということではなく、競争出来るのが学校だと思っています。もちろん、助け合っていくということを学ぶのも学校だと確信しています。
後輩が困っていれば、手を差し伸べ、先輩に頼まれれば、こんな感じでどうでしょうか?とすぐ案を出すということもあると思います。(自分の経験では、日ごろ、何もしてくれない先輩に対してそのような案出しはしないと思っています。)後輩には徹底して救ってあげるというのは自分に課したことでしたが、就職すると後輩でも自分の上司になってしまうことがあるので、この部分は、難しい気持ちにさせるものだとも思うことがあります。
ここのところ、あるテレビ局のCMが「ACジャパン」しか流れないことがあり、発展途上国の女性が教育を満足に受けられないということやなんらかの理由で親御さんが居ない生徒へ「あしなが募金」で援助するといったことが何度も流れるので、自分は、やっぱり、恵まれた環境にいたのだなぁと思い返せるわけで、勉強したくても環境の中で出来ない人もいるのだろうなと感じます。
やはり、教育は個人ではなくて、集団で受けて、皆で何かの問題を解決するような、又は、部員皆で、次の大会を勝とう!といったようなチームワークを学ぶことが本当の学びだと思います。
越高は、行事や部活動、授業でのグループワークなど、その仕掛けが満載です。お互い、相手の力や自分の力を信じて成長してほしいと思います。
【校長ブログ】カレーライスの日
1982年(昭和57年)の今日、学校給食創立35周年を記念して、全国学校栄養士協議会が学校給食試食会を実施しました。その日は、全国の小中学校の児童約800万人にカレーライスの給食が出されたしうです。(私はもう高校生になっていましたからその恩恵には与れませんでした。)
そして、この日を「全国一斉献立カレーライスの日」とし、1976年(昭和51年)に正式導入された米飯給食の普及にも大いに貢献し、カレーライスは、不動の国民食としての地位を獲得しました。
今では、国民食と言われるまでに普及したカレーのよりいっそうの普及拡大されました。カレーライスについては、前にも触れましたが、、カレーを米飯にかけて食べる料理で、インド料理を元にイギリスで生まれ、日本で独自に変化させて今のような食物になっています。イギリスでは「Curry and rice」(カリーアンドライス)や「Curried rice」(カリードライス)と呼ばれております。日本語では省略して「カレー」と呼ばれることが多いと思います。カレーは、ラーメンと並んで「日本人の国民食」と呼ばれるほど人気がある料理ですし、小中学校の給食メニューの人気アンケートでも常に上位に挙げられております。
私は、カレーなら毎日でも食せますが、辛口ではなく甘口でもなく、中辛が好きです。学生時代には、学食で、カレーかラーメンを頼めば間違いないと思っておりましたので、それと少し、お金があった時には「スペシャル」と呼ばれる定食、これはハンバーグとカレーのセットメニューですが、これを頼んでおりました。今でも、海上自衛隊の人は金曜日はカレーと決めているとか。イチロー選手も現役時代は毎朝、カレーだったとか。カレーにまつわるエピソードは事欠かないです。
受験日の前日は「カツカレー」で「勝つ!」みたいなノリもしたことがあります。煎じ詰めると最近は「受験頑張れ」みたいになってしまってプレッシャーでしたら、ごめんなさい。食事時くらいはリラックスタイムしてください。
【校長ブログ】料理番組の日
1937年(昭和12年)の今日、世界で初めて、イギリスのBBCテレビで、料理番組の元祖と言われる『夕べの料理』(Cook's Night Out)が放送を開始したそうです。記念すべき初回の放送内容は「オムレツ」の作り方だったということです。
この番組のMCを務めたマルセル・ブールスタン(Marcel Boulestin、1878~1943年)は、世界で初めてテレビ出演した料理人となり、その後、何人ものスターが現れたとされております。日本の料理番組としては、1963年(昭和38年)の同じ日に日本テレビ『キューピー3分クッキング』の放送が開始されました。通称は「3分クッキング」と言われ、2018年(平成30年)に55周年を迎え、現在でも放送中であり、日本有数の長寿料理番組となっております。日本において、さらに長い歴史を持つ料理番組としてNHKの『きょうの料理』があります。この番組は1957年(昭和32年)11月4日に第1回の放送が開始されました。そして、現在でも65年以上にわたり放送されており、「3分クッキング」と並ぶ長寿料理番組となっています。
今でも「相葉マナブ」とか「家事ヤロウ!!!」といった番組がありまして、ついつい見入ってしまい(と言っても試すこともなく・・・ですが)料理って面白いなと思っています。
個人的なことを言えば、小学校時代に家庭科の時間、調理実習をして、職員室の先生方に試食していただくということでした時に、先生方に「これ、誰が作ったの?」と言われ、恐る恐る「僕が作りました」と申し上げたら「とっても上手。美味しい。」と褒めていただいたので、その後も、小6の修学旅行の鍋つくり、中2の林間学校でのカレーライス作りでも率先して、料理担当を引き受け、そのたびにクラスメートから先生方から、お褒めの言葉をいただいていたものですから、いつの日か、中華鍋を振るってみたいなぁ!なんて思ったこともあります。きっとそんな甘いものではないことは承知しておりますが・・・。
今は、越ヶ谷高校の校長職ですから、越高生の進路決定に対して、全力で応援することに集中してまいります。
昨日も申し上げましたが、皆さんも今は、所期の目的を果たすために、それぞれの進路に向かって駆け抜けましょう!!
【校長ブログ】共通テスト
まずは、昨日、一昨日と共通テストを受験した越高生、そして全国の大学受験の皆さん、お疲れ様でした。埼玉県では、昨日は若干、雨もパラついており、雪国豪雪地帯から比すれば、全く問題ないということになるでしょうが、雨が苦手な方もいらっしゃるでしょうから気になったかもしれません。(晴れが苦手な人もひょっとしたらいるかもなので・・・。一概には言えないかもしれません。)
さて、私は共通テスト(国語)というかセンター試験というものを解きだしたのは20代の終わりからです。赴任した高校が100%センター試験を受験する学校でその前の年まで、半分以上が就職する高校であったため、「センター試験だったなぁ。昨日、一昨日は。自分が高校時代は『共通一次試験』って言われたよなぁ・・・。」くらいの捉えだったのですが、試験の解説を授業でしなければいけないということで日曜日にまずは自分なりの回答をし、その後、各予備校等から出された模範解答(昔はネット情報が無いので、予備校に出向いて確認したり、入試センターへの問い合わせを無理にやったりとしておりました。)と照らし、授業での構築を考えていました。
面白かった思い出は、筆者自身に連絡をして、「これはこういう回答で良いのですか?自分は納得がいかないのですが・・・。」と伺ってみたところ、筆者から「私も納得してないですね(笑)」とお答えいただいたことがありました。(でも、ご案内のように、筆者の考えというより設問者の考えを選ぶのが共通テストなので、そういうこともあります。)
今回は、国語については時間が延長され、新しい傾向であることから注視しておりました。昨日、解いてみて、時間配分が緊張の中で上手く出来たかな?という疑問と漢文は選択が少なくなったので、難易度が下がったように思いました。
ネット上では、小説が「ヒス構文」なることで話題になっていますが、それは、それとして、読み物として面白い題材が選ばれているとも感じました。まだ、各予備校の模範解答を読んでいない状況ですので、軽々しくは言えませんが、今後、確認してまいりたいと思います。このような日曜日に何となく問題を解くということを、この30年間くらい、ずっと続けておりますので、過去30年は問題を理解していることになります。(その前の過去20年分くらいは解いているので共通一次試験から共通テストまでは、開始以来、すべて解いております。)
私は、もう共通テスト問題を解くことが一つの趣味みたいになっておりますが、皆さんにとっては「伸るか反るか」の問題でしょうから、大変です。でも、これは通過点ですので、今度は気持ちを切り替えて個別試験に臨んでいただきたいと思います。
今週は比較的、暖かいそうです。体調に留意して最後の最後まで、実力を出し切れるように、整えてください。
【校長ブログ】殿堂入り
今朝のニュースでは、日米通算4367安打の功績を出された元プロ野球選手のイチローさんが「野球殿堂」入りを果たしたという話でした。
もちろん、その功績は素晴らしいし、イチロー選手がアメリカ大リーグに参入し、活躍された時には、アメリカのメディアからは、その正確なバッティングから「実は、イチローは日本のニンテンドー製の野球ロボットなのである。」といったユニークな表現をされておりまして、日本人の一人として嬉しくなった思い出があります。
さて、イチローさんのインタビューで感動したことは、ちょうど30年前に起きた阪神淡路大震災の事でした。引用し要約しますと「30年前、当時、僕は21歳ですね。オリックスの寮であの時は眠っていたんですけれども、初めて命の危機というか、・・・それで、神戸の人たちを野球で元気づけようと支えになれたら良いなと考えておりました。」とのことでした。
そういう考え方で、自分自身を進化させて、日米で一流プレーヤーになって、今は、特に高校生に野球を教えていらっしゃるのだなと尊敬します。インタビューで「日米で長く活躍出来た原動力は何ですか?」という問いに「多くの人が常識だと思っていることを疑い、大事な決断は常に自分自身で決定してきました。第三者の意見ではなく、感性に基づき行動してきたことは大きな原動力の要因だったと思います。」という回答をされてました。
又、「高校生を熱心に指導される中で大事にされていることは?」という問いに「野球を通じて社会に出てからのきっかけになってくれればという思い。しかし、ナメた子は叱る。」という明確な回答もされてます。「今後はどういったことをしていきたいですか?」には「ナメた大人も叱る。」とのことです。
私も叱られないように頑張ろうと思いました。話を戻しますが「常識を疑え!」というのは科学者が良く使う言葉です。野球を科学的に捉え、自分自身の感性でブラッシュアップさせてきた素晴らしいイチローさん。越高生の皆さんも、目指すそれぞれの道で自分の感性に則り、磨いていってほしいと思います。(何も浮かばない人は、まずは、自分の中の感性を見つけてください。)
※明日からの共通テスト!絶対にアキラメナイという気持ちで、「この一題は完成させる!」ということの繰り返しで乗り切ってください!!
【校長ブログ】小正月(こしょうがつ)
今日は、小正月という日です。1月1日は「大正月(おおしょうがつ)」と言います。地域によっては、14日から16日までの3日間を「小正月」とする場合もあるようです。
1月1日から1月7日までを「大正月」と呼ぶ場合もあり、この「小正月」までが門松を飾る期間として「松の内」ともいう場合があり、年賀状も、この「松の内」までであれば、失礼には当たらないとも私は思っております。(今後は「寒中見舞い」になる場合があると思われますが「寒中見舞い」は忌中の方がおっしゃる場合もあります。)
年賀状と言えば、今年の年賀状の中には「このご時世ですので、来年からは年賀状という習慣を辞めたいと思います。あしからず。」という文言の賀状が何枚かありました。時代が変わってきたなぁと思っております。
私は、御年80歳を過ぎた高校時代の国語の先生に年賀状を送り続けております。10年くらい前に、この先生からも「今年で年賀状仕舞いをしたいと思います。」という賀状を頂いたのですが、「私が生きているという証拠に送りますので、先生からはご返信いただかなくても良いので、送り続けさせてください。」と懇願し、未だにお送りしておりますが、先生からも返事がまいりますので、かえってご苦労をおかけして申し訳ないとも感じております。
この先生はとても厳しい方で、我々から「鬼」と渾名されておりました。どう見ても終わらないであろう宿題や50分では完了しない定期考査を出題されておりましたから、そう渾名されていたのです。
もちろん、私も1年生時代には終わらない生徒の一人でしたが、一生懸命、取り組んでいって3年生の時に宿題や定期考査が終了することが出来たことで、やり切った感が覚えられたという経験を持ちました。今、このようなお年ですが、私立有名大学入試専門塾の塾長をなさっていて、頭脳には衰えは無いようです。(私が80歳以上でこういった取り組みが出来るかと言えば、おそらくは無理だと思います。そもそも、70歳くらいで鬼籍に入りそうな予感があります。)
さて、小正月には、米と小豆を炊き込んだ「小豆粥(あずきがゆ)」を食べる習慣があり、早朝に食べることから「あかつき粥」などとも呼ばれるようですが、私は食したことがありません。何となく、お汁粉を食する日にしてましたが、それも現在ではやっておりません。
受検生の皆さん、お汁粉などを食して、暖まってから又、勉強に励んでください。